ラグジュアリーホテル!ギャリア・二条城京都で禅を体験

ホテル

みなさんは世界遺産になっている京都の名所をいくつ知っていますか。

清水寺や金閣寺をはじめとして、京都には世界遺産に登録されている寺社が多数あります。

でも1つだけ例外があります。

それは二条城です。

徳川家康の命によって築城された二条城は、江戸幕府最後の将軍となった徳川慶喜が大政奉還を行ったところでもあります。

言ってみれば、徳川将軍家の栄枯盛衰を見守ってきた城です。

そんな二条城の目の前に一軒の小さなラグジュアリーホテルがオープンしました。

バンヤンツリーグループとは?

「バンヤツリーグループ」と言っても、あまり耳慣れない方が多いかもしれません。

「バンヤツリーグループ」は、アジアを中心に高級リゾートホテルやスパ業界を展開するグループで、シンガポールに拠点を置いています。

90年代にタイのプーケットに最初のホテルがオープンしたのを皮切りに、世界各国に事業を展開しています。

「ギャリア・二条城京都」はバンヤグループにとって日本初となるホテルです。

2020年「京都悠洛ホテル二条城別邸Mギャラリー」として開業したものを、リブランドオープンしました。

名前の通り世界遺産に登録されている二条城の目の前に建つこのホテルは、今年開業したばかりの注目すべきラグジュアリーホテルです。

ウェルネス・マネジメントグループと提携して、2026年までにギャリア・二条城京都以外に4軒ものラグジュアリーホテルを国内にオープンさせる予定です。

中でも世界遺産が集中している京都市内には、バンヤツリー・東山京都、ダーワ・悠洛京都(こちらもすでに開業しています)という新たなホテルが2軒加わります。

ギャリア・二条城京都は開業したばかりでまだメディアではあまり取り上げられていないので、行くなら今がチャンスかもしれません!

コンセプトは禅

京都という場所にあるラグジュアリーホテルだけあって、扉を一歩くぐるとそこには別世界が広がっています。

 

上質な非日常を提供するギャリア・二条城京都では、訪れる人を皆くつろぎの世界に案内してくれます。

ギャリア・二条城京都では日本人の精神の元ともいえる「禅」をコンセプトにサービスを提供しています。

きれいに磨き上げられたロビーの、大きなガラス窓の向こうには有名な庭園デザイナーによる苔庭が広がっています。

京都のお寺を連想させるこの苔庭は、夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気を作り上げています。

ロビーに置かれた、切り出した玄武岩を鏡のように磨いた大きなテーブルには「石をこんな風に使うんだ!」と感心せずにはいられません。

棚に飾られた調度品も、茶道にまつわる品の良いものが並んでいます。

日本ならではのきめ細やかなサービスと贅沢な空間を求める方にとって、ギャリア・二条城京都はぴったりのホテルです。

ミシュランガイド選出の大久保晋シェフ

ギャリア・二条城京都ホテル内にあるダイニングレストラン「Singular眞蔵」を率いるのはミシュランガイドに4年連続で選出された料理長大久保晋(おおくぼすすむ)シェフです。

 

大久保シェフはフランス料理界の巨匠と言われるアラン・デュカスが東京にオープンした「ベージュ アラン・デュカス東京」でフランス料理の伝統と基礎を磨きました。

その後厨房のピカソの異名をとるピエール・ガニェールのもとで大胆で独創的な料理に大きく影響を受けました。

そして2014年にインターコンチネンタルホテル大阪内のレストラン「ピエール」の料理長に就任しました。

その「ピエール」での功績が認められ、2016年から4年連続でミシュラン一つ星を獲得しています。

そんな大久保シェフがこだわりぬいた、地元の食材をふんだんに使った本格フレンチがギャリア・二条城京都内にあるレストラン「Singular眞蔵」でいただけます。

フランス料理というと伝統と格式が重視されますが、大久保シェフはフレンチのスタイルを尊重しつつも遊び心を取り入れ、常に食べる側に喜んでもらえる工夫を凝らしています。

大久保シェフが作り出す、和と洋が織りなすハーモニーは大切な人と過ごすラグジュアリーホテルでの思い出をさらに深めてくれること間違いありません。

レストランはランチタイムの営業もしているので、宿泊しなくても利用可能です。

世界遺産の二条城を訪れた帰りに道に足を運んでみてはいかがですか。

客室の案内

エクスクルーシブラグジュアリーホテルとしてオープンしたギャリア・二条城京都の部屋数はわずか25室です。

さらにどの部屋も40㎡以上で、アパートホテル並みの広さがあります。

世界的デザイナー橋本夕紀夫氏のデザインしたギャリア・二条城京都の各部屋は落ち着いた色彩とインテリアでまとめられています。

朱塗りの特注家具と竹林を連想させる壁の模様、昔の武家屋敷を思わせる家具がバランスよく配置されています。

さらに真っ白なシーツに覆われた清潔感溢れるベッドはどの部屋にも共通しています。

窓に面したところには、シーティングスペースとして品のいいテーブルと小さめのソファが置いてあり、リラックスした気分で窓の外の風景を心行くまで眺められる気配りがされています。

部屋タイプは全部で5つあって、シティビュー、ガーデンビューなど部屋の向きによって窓から見える景色はちがいます。

中には国宝に指定されている二の丸御殿が見える部屋、比叡山まで一望できるスイートルームなどもあります。

どれをとってもそこには非日常の世界が広がっていて、ラグジュアリーホテル、ギャリア・二条城京都のこだわりを感じずにはいられません。

ホテルの詳細

 

所在地 〒604-8305 京都府京都市中京区市之町180-1

電話  075 366 5806

チェックイン 15:00

チェックアウト 12:00

アクセス 京都地下鉄東西線 二条城前駅3番出口より徒歩2分

JR嵯峨野線 二条駅より徒歩10分

二条城は京都の中でも比較的中心部にあって、地下鉄の駅からも近くどこへ行くにもバスがたくさん走っていて便利なところです。

それでいて、将軍家所有の城だっただけありその敷地は広大で庭園を見学するだけでも1時間弱はかかります。

庭園内には四季折々の木々があって、どの季節でも訪れる人の心を和ませてくれます。

荘厳な二の丸御殿は見る人を圧巻させ、江戸時代へのショートトリップに私達を誘い込みます。

ラグジュアリーホテル、ギャリア・二条城京都の客室からは、暗闇に包まれた二条城や朝の光に照らされた二条城など、普段は見る機会が少ないお城の一面が見られます。

世界遺産になっている二条城を独り占めできるギャリア・二条城京都、機会があればぜひ訪れてみてください。

 

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