烏丸五条!わびさびを感じられる檜風呂全室完備《ホテルカンラ京都》

ホテル

みなさんがホテル選びをする際に重要視するのはどんな点ですか。

 

駅に近いこと、サービスが充実していること、値段と質が一致していることなど、人それぞれに重点は違います。

 

車で行くか、電車を使うかによっても違ってくるでしょう。

 

烏丸五条は京都駅からも近く、周辺に観光スポットや話題のレストランやカフェも集中していることからホテルが多く集まっています。

 

そんな烏丸五条近辺にあるホテルで注目したいのがホテルカンラです。

 

檜露天風呂付きスイートルーム

 

ホテルカンラのスイートルームは、映画のワンシーンに登場してもおかしくなさそうな素敵な一室です。

 

ベッドルームには180センチ幅のキングベッドが2台あって、目の高さに合わせたところにテレビが置かれています。

 

寝室脇には広々としたパウダールームが設けられていて、全身鏡も準備されています。

 

反対にリビングルームは和を基調としていて、低めのテーブルに座椅子が置いてあります。

 

この畳スペースには布団を敷くことができるので、家族連れや3世代で旅行される方々でも一つの部屋で一緒に過ごすことができます。

 

京都タワーと東本願寺を眺めることができる開放的な窓には、カーテンの代わりに障子が使われていて、和の雰囲気を強めています。

 

スイートルームに限らず、ホテルカンラの全ての部屋にはヒバの木を使った浴槽が設置してあります。

 

長方形の浴槽(一部円形の浴槽もあり)では、ゆったりと身体を伸ばして京都観光の疲れを癒すことができます。

 

スイートルームにはこれとは別に、檜の露天風呂が設置されています。

昔ながらのたらいのような深みのある丸い浴槽に身体を沈め、檜の香りを肺の奥まで吸い込みながら眼下に京都の街を眺める、これほどの贅沢は他にあるでしょうか。

 

京都市内のホテルを隈なく探しても、檜風呂を設置しているホテルはそう多くはないと思います。

 

檜の露天風呂につかりながら移り行く空の色をいつまでも見ているなんて、想像するだけでゆったりとした気持ちになりませんか。

 

檜風呂がついているのは、本館のスイートルームとジュニアスイートルーム、そして別邸のスイートルームです。

 

数に限りがあるので、ハイシーズン時の利用を検討されている場合は早めに予約を入れた方が良さそうです。

世界観を楽しむ宿一位

 

もともと教育施設だったものをホテルに作り変えたという経歴を持つホテルカンラ。

 

客室は既存の構造を生かしつつ、京都の伝統的な住宅スタイル「町屋」をモダンに表現しています。

 

ホテルカンラには本館と別邸がありますが、奥行きのある伝統的な「マチヤスタイル」の趣が強いのは本館の方です。

 

別邸は白を基調とした部屋が特徴で、落ち着いた空間を作り出しています。

 

本館はどの部屋にもベッドが置かれているのに対して、別邸は1階部分を占める部屋はベッドでなく布団を敷くタイプで、旅館(町家)により近いスタイルになっているのが特徴です。

どの部屋もシンプルな色とデザインで統一されていて、檜風呂を始め、木を用いた壁や床の木目・石畳のロビーなど自然を生かした造りになっています。

 

1階の光あふれる開放的な窓から坪庭が眺められるホテルカンラのカフェでは、京都の風情が存分に演出されたアフタヌーンティーがいただけます。

 

季節のフルーツを使ったパフェやこだわりのドリンクなどを堪能してみてください。

 

また同じ階にあるセレクトショップもぜひ覗いてください。

 

陶器から和ろうそくや組紐といった雑貨まで取り揃えていて、滞在記念になりそうな品がいっぱいです。

 

併設されている「金継工房リウム」では、漆を使って陶磁器にできた傷を修復して新たな陶磁器を「作り出す」過程を見ることができます。

 

全く新しいものではなく、既にあるものに手を加えて「別のもの」を作る技法からは学ぶべきことがたくさんあるような気がします。

 

ここにはホテルカンラが「教育施設」という建物から「ホテル」としての再スタートを切ったことに通じるものがあります。

 

《カンラ》の由来とは?

 

2010年京都の中心、烏丸五条にホテルカンラがオープンしました。

 

2016年には39室の増床を行いました(現在は全部で68室あります)。

 

外資系のホテルでもなく、全国展開するチェーンホテルでもないこのホテルの名前は最初は誰もが「ええっと」と少し考えてしまいます。

 

カンラのカンは感じる、ラは洛(都の意味。日本では京都を指します)から来ています。

 

古き都・京都で、日本人の美徳とされる美・知恵・おもてなしを感じてほしいとの願いから、誕生したのがホテルカンラです。

 

名前の由来に思わず感心してしまいますが、名前通りのクオリティの高さには納得です。

 

ホテルカンラではゲストとのコミュニケーションを大切にしています。

 

その魅力の一つが、コンシェルジュ自らがゲストの方を周辺観光に案内するというもの。

 

基本的にプライベートツアーなので、コンシェルジュはメールでゲストの方とやり取りをしながらツアーを組み立てていきます。

 

それでも当日の天気やゲストの方の体調などによって内容を変更することもあるそうです。

 

これほどのサービスを提供してくれるホテルは多分京都中探してもなかなか見つからないでしょう。

 

「ホテルカンラ」のコンセプトに沿った、あるいはそれ以上のサービス精神が感じられます。

 

ホテルカンラは京都駅から烏丸線で1駅の烏丸五条から歩いて2分、徒歩でも京都駅から10分程と便利な場所に位置しています。

 

あまり大きな荷物がなければ、京都駅から地下街を烏丸五条に向かって進み、京都タワーの真下辺りから地上に出て、東本願寺の横を進むとホテルカンラが見えてきます。

 

ホテルカンラにはパーキングがないので周辺のコインパーキングを使うか、電車やバスの利用がお勧めです。

 

ホテルカンラの詳細

住所 京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190

五条駅(地下鉄烏丸線) 8番出口より徒歩1分

電話 075-344-3815

チェックイン 15:00

チェックアウト  11:00

 

檜風呂(しかも半露天風呂)付のホテルというと嵐山のように少し外れた場所にあるホテルをイメージしがちです。

 

ところが東本願寺の隣、烏丸五条という非常に立地条件のいい場所に建つホテルカンラ。

 

観光にも京グルメを食べ歩くにも適したところにある上に、侘び寂び文化を十分に感じることのできるホテルは、中心部では他に例がないでしょう。

 

気の置けない友人と、大切な人と、あるいは家族と、想い出に残る時間をホテルカンラで作ってみませんか。

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