厳しい夏の真っ盛りですが、そんな時に食べたいものといえば?
「やっぱりキンキンに冷えた生ビールと枝豆!」
「冷蔵庫で芯まで冷やしたスイカ!」
「正解!」と言いたいところですが、今日は大人だけではなく老若男女、みんな大好きなかき氷のみを扱う、かき氷専門店を紹介します。
昔のかき氷といえば、削った山盛りの氷の上にシロップをかけただけの代物で、かけるシロップもいちご、メロン、レモン、とあんまり代り映えがしない印象ですが、最近のかき氷ときたら、とにかくバリエーションが豊富で創意工夫がハンパないですよね。
そういうハンパないかき氷が食べられる今回ご紹介するお店は、
京都の島原大門のすぐそばのかき氷専門店「鹿の子」です。
鹿の子のかき氷は、夏はもちろん、厳しい京都の冬でも食べたくなるんです。
「冬にかき氷なんてありえない!」とお考えの方は、冬にこたつで食べるアイスクリームの味を思い出してください。
おそらく、「ありかも…」と思われたはずです。
おしゃれでメニューによってはとても贅沢なスイーツと化した現代のかき氷は、もはや夏だけのものではなく、一年を通して楽しめるものとなってます。
専門店だからこだわる氷の品質
「かき氷専門店なら氷にこだわるのは当然」
「水道水を凍らしただけの氷なんか使うわけないし」という声が聞こえてきそうですが、かき氷にとっての氷ときたら、お寿司に例えるとシロップが寿司ネタで氷は酢飯にあたるのでしょうか!?
鹿の子のかき氷に使う氷がどれだけのこだわりを持っているのか、お店に行く前にぜひ知っておいてください!
日乃出製氷
鹿の子のかき氷に使う氷は奈良県にある昭和16年から続く老舗の製氷会社、「日乃出製氷」から 仕入れてます。
奈良県は氷の食文化発祥の地といわれ、72時間かけて製氷する氷は、氷の神様を祀る氷室神社から命名された「大和氷室(ヤマトヒムロ)」というブランド名がつけられておりますが、
大和氷室で作られた氷はふわっと軽いくちどけなので、とにかくかき氷との相性がバツグンなんです!
日乃出製氷はかき氷店の経営サポートやコンサルティングも行っているほどの会社ですので、氷のプロ集団という感じですね。
そんな氷にたいして並々ならぬ情熱をかけている製氷会社の氷をぜひ味わってください。
天然氷で食べるかき氷
天然氷とは製氷室などで人工的に製氷した氷ではなく、自然の寒さの中で出来た氷のことですが、
鹿の子で食べられる天然氷は、南アルプスにある天然氷屋の蔵元八義さんによっておよそ2週間かけて八ヶ岳南麓高原湧水群の水が真冬のマイナス5℃の寒さの中で凍ることで、作られるのです。
しかもその天然氷を作り出す作業は、熟練した職人技に加えかなりの重労働なのです。
そんな貴重な氷を使ったかき氷を一度食べてみたいと思いませんか?
しかも冬だけではなく一年中食べることが出来て、追加料金がわずか200円というのもありがたいですよね。
仕入れ状況によっては天然氷が選べない場合もあります。
かき氷通なら食べないわけがない!
普通の氷との味の差は歴然ですのでぜひお試しください!
フルーツを使った独創的なメニュー
島原大門すぐそばの鹿の子では季節ごとのフルーツのかき氷がおすすめです。
氷に完熟フルーツの果肉がゴロゴロのっており、その上に自家製の練乳やクリームがかかってる光景を見ただけでもスイーツ好きにはたまらないですよね♪
その季節にしか食べられないフルーツがありますので、ぜひリピートしてください!
【春】さくらんぼ 【夏】キウイ マンゴー もも パイン すいか 【秋】柿
【通年】メロン
自家製シロップの美味しさ
鹿の子はかき氷専門店だけあって、シロップは練乳も蜜も手作りです。
注文を受けてからフルーツと蜜を合わせて氷の上にたっぷりとかけると、氷とシロップが絡み合って、それを口に入れるとまさに至福の時間です。
フルーツの素材をいかした自然な甘さなので、体にもやさしいですよね♪
温かいスープもありますので、寒い季節はうれしいです。
季節ごとやバレンタイン、ハロウィン、クリスマスなど、イベントごとの限定メニューもありますので、まめにお店のホームページをチェックしてくださいね。
お店の詳細
店名:鹿の子
住所:京都市下京区西新屋敷上ノ町126(島原大門を入ってすぐ)
TEL:075-708-7150
最寄駅:JR丹波口駅よりおよそ徒歩5分(有形文化財の島原大門が目印)
定休日:不定休 ※臨時休業・定休日はインスタグラムでご確認ください。
まとめ
かき氷は日本ではもちろん、海外でも食べられます。
マンゴーを使った「台湾かき氷」というのも一時期ブームになりました。
しかし日本にはかき氷専門店がとても多いですよね。
それだけ無味無臭の氷はどんな味でもマッチして、メニューのバリエーションも豊富、新しいメニューも考えやすいのでしょうか?
とくに鹿の子のインスタグラムを閲覧すると、よくもまあ、こんな沢山のユニークなかき氷が思いつくなと驚かせられます。
想像ですが、お店のスタッフの方は新しいかき氷を考えるのが楽しくて仕方ないのだろうな、と感じてしまいました。
ぜひ一度、京都の島原大門すぐそばのかき氷専門店 鹿の子にお立ち寄りください。
予約をしたほうが安心して来店が出来るので、詳しくはお店に聞いてみてはいかがでしょうか?
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