京都のランドマークの一つ地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》

京都のランドマークの一つ 地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》 観光スポット

みなさんは高い所から景色を眺めるのはお好きですか?

もちろん高い所は苦手…という方もおられるとは思いますが、高い所からの景色を眺めると何だか嫌なことも忘れて、優越感に浸った気分になったような気はしませんか?

高い所からの景色はいいけど、「山登りとかはちょっと…」とお考えの方、お待ちください。

もっと手頃で、簡単に高い所に行ける方法があります。

そう、展望室のあるタワーに上れば簡単に誰でも高い所からの景色を堪能出来ます。

タワーと聞いて、ほとんどのみなさんが思い浮かべるのは東京タワー、東京スカイツリーなどだと思いますが、今回取り上げるのは京都タワーです。

「京都にタワーなんかあったっけ?」そう思われている方にとってはうってつけの情報です。

京都タワーは京都の玄関口にあたるJR京都駅の正面に立つ灯台のような建物になります。

京都駅に到着して真っ先に行くのも良し、お帰りの際、列車までの時間調整に立ち寄るのも良し、とにかく全国にタワーはたくさんあれど、一番アクセスが良いのはまさしく京都タワーです。

京都観光をご計画の方は是非とも京都タワーを旅程の中に加えてくださいね。

四季折々の眺め

京都のランドマークの一つ 地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》

京都は四季を通じて様々な顔を見せてくれる大変魅力的な街です。

春の桜、初夏の青もみじ、秋の紅葉、冬の雪化粧など、つまり京都観光にベストシーズンは無く、「訪れた時がベストでしょ」という言葉があてはまるのかもしれませんね。

季節ごとの色合いと、京都にある多くの歴史的な建造物がうまくコントラストされ、京都観光に来た方々を魅了します。

京都タワー展望室の望遠鏡は無料で使用が出来るので、まずは展望室からこれから皆さんが訪れる予定の場所、またはすでに訪れた場所を地上100メートルから探してみるのも面白いと思います。

四季に彩られた場所を遠方から眺めるのは、実際に行くのとは違った感動を味わえるかもしれないですよ。

京都タワーの歴史

京都のランドマークの一つ 地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》

京都タワーが建っている場所はもとは郵便局があったそうですが、1953年(昭和28年)に移転が決まりました。

その跡地は、京都観光を目的に世界中から人が集まる京都の表玄関にあたる京都駅の真正面には、それにふさわしい公共性に富んだ活用が求められ、物産観光センターの設立が決まりました。

当初はタワーを建てる計画は無く、ビルの屋上に展望台を作る程度のことだったらしいのですが、
その後、著名な建築家 山田守氏設計によるタワーの建設が始まりました。

(ちなみに日本武道館の設計も山田守氏です)

東京タワーや通天閣のような鉄骨丸出しの武骨なデザインは、京都の表玄関に相応しくないということで、白い灯台のような円筒状の美しいデザインが採用され、工期1年10ヵ月を経て、1964年(昭和39年)に開業することになります。

灯台のようなデザインにしたのは、町屋の瓦葺きを波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたそうですが、その発想には当時の人のセンスの良さを感じます。

京都タワーは当時では独創的な手法で建設がなされており、鉄骨を一切使わず、円筒形の鋼板をつなぎ合わせる「モノコック構造」が採用されました。

その手法のおかげでビルの屋上に建設することが出来たそうです。

建設に興味のある方はぜひ行ってみてください。

時期により変わるライトアップ

京都のランドマークの一つ地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》

普段見慣れた建物も夜にライトアップされると、昼間とは違った表情になって幻想的な雰囲気を醸し出しますよね。

京都タワーも毎夜ライトアップされ、世のカップル達のデートをさらにロマンチックに演出してます。

通常時の京都タワーのライトアップはホワイトですが、啓発活動時のライトアップはカラーが変わることを覚えておいてください。

「あれ?今日はライトアップの色が違う?」と思ったら、ぜひ何の啓発活動か調べていただいて、少しでも意識をしていただけたらと思います。

京都タワーを自分達の大切なイベントだけのために独占する事が出来たら最高だと思いませんか?

彼女へのプロポーズ、お誕生日など特別な日をさらに盛り上げるために、タワーのライトアップを是非ご利用ください。

カラーバリエーションは19パターンありますので、お好みの色がきっと見つかるはずです。

京都タワーの詳細

名称:京都タワー

所在地:京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721‐1

アクセス:JR京都駅中央駅より徒歩2分

営業時間:10:30~21:00(最終入場20:30)

入場料金:大人800円 高校生650円 小・中学生550円 幼児(3歳以下)150円

ライトアップ情報

毎月16日は『DO YOU KYOTO ?デー』環境への取り組みのためライトアップの実施はありません。

啓蒙活動時のライトアップ

☆世界禁煙デー…イエローグリーン☆乳がん啓発(ピンクリボン)…ピンク

☆配偶者などから暴力をなくす啓発…パープル☆子宮頸がん啓発…ティール&ホワイト

☆児童虐待啓発…オレンジ

自分色に染められるライトアップ

イエロー・グリーン・レッド・ピンク・うすいピンク・ショッキングピンク・ブルー・スカイブルー・濃い青・グリーン・黄緑・青緑・ティール・パープル・真紫・青紫・ティール&ホワイト・ピンク&オレンジ・レッド&グリーン

点灯時間:日没後~24:00の間で30分単位

点灯料金:30分につき、1色30,000円/2色45,000円

〇詳しくはお問合せください。

まとめ

京都のランドマークの一つ地上100メートルの展望室から市内を眺める《京都タワー》

京都には「東寺」という創建からおよそ1200年の世界遺産としても登録されている由緒あるお寺があり、中でも境内にある高さ55メートルの五重塔は木造の建造物としては日本一の高さを誇ります。

当時、京都のランドマーク的な存在である東寺の五重塔の高さをさらに超える建造物を京都に建てるということはある意味タブーであり、批判も受けたそうです。

しかしスマホなどが無かった時代から考えると、京都駅の真正面に地上131メートルの京都タワーがそびえているということは、世界中から訪れる京都観光が目的の人にとっては巨大な観光案内版であり、目印の役割にもなっていたのかもしれないということで、やっぱり多くの人にとってはありがたい存在であることは間違いないですよね。

ちなみに東寺は京都タワー展望室からも眺めることが出来ますよ。

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