今回は、2022年6月13日にオープンしたばかりの
京茶園MIYAKOのご紹介します〜
京都府南部の優良茶園と契約し、栽培や加工までするお店です。
お茶の栽培から携わっているお店はとても珍しいので
深堀りしてまいりましょう。
以前は花遊路小路(かゆこうじ)にありましたが
西木屋町にお引越ししました。
京都河原町駅から徒歩約2分の場所です。
とてもわかりやすい場所ですね〜
ほうじ茶ラテ・抹茶ラテ・各種フラッペ・日本茶・極上抹茶ラテなど
メニューも豊富にあります。
*カヌレも大人気です
参考画像:美味しい日本茶
自家茶園の茶園を使用
天保年間(1830年代)の昔より
京都・宇治の地より茶所で有名な京都です。
日本三代茶所と言えば、宇治茶・狭山茶(埼玉県)・知覧茶(鹿児島県)と言われています。
*諸説あります。
*日本茶発祥の地も京都です。
どこのお茶の産地も栽培(土作り)からこだわり
製茶(仕立て)まで管理しています。
丹精込めて育てた茶葉(ちゃよう)を
丁寧に摘み取り
自社工場で仕上げたお茶をお届けです。
*茶葉(ちゃば)とCMでは言ってますが
正しくは茶葉(ちゃよう)と呼びます。
*日本茶検定なら茶葉(ちゃよう)が◯!
*筆者は日本茶検定3級保持です。
豊富な日本茶の種類も販売も
*豊富な日本茶の販売もしております〜
〜抹茶・てん茶〜
抹茶の原料となるお茶は
以前は樹齢70〜80年ぐらいの古木や樹齢3〜15年ぐらいの
若木から摘み取った茶葉が使われていました。
近年は品種(さみどり・ごこう・あさび・やぶきたなど)の選定や
肥培管理、被覆期間などを工夫した茶葉で
作ったてん茶が使用されています。
お菓子などの食品を引き立たせるため、茶園で覆いをせず
揉まずに乾燥させたてん茶を粉砕した抹茶も
食品素材として普及しています。
揉まずにそのまま乾燥させ、茎や葉脈などを除いた後の細片が「てん茶」です
〜玉露(ぎょくろ)・かぶせ茶〜
新芽が2〜3枚開き始めたころ、茶園をヨシズやワラといった
伝統資材などで茶園を20日間ほど覆い
日光を遮って育てたお茶が玉露です。
光を制限して新芽を育てることにより、
アミノ酸からカテキンへの
生成が抑えられ渋みが少なく
旨味が豊富な味・青のりのような独特な香味があります。
同様に被覆栽培する緑茶として「かぶせ茶」がありますが
玉露よりも短い1週間前後の被覆期間です。
〜煎茶(せんちゃ)〜
緑茶の中で、もっともよく飲まれている代表的なお茶です。
お茶は、茶園で栽培した生葉を加工することによって、製品となります。
生葉は、摘み取った時点から酸化酵素の働きによって
発酵が始まりますが、緑茶は新鮮な状態で熱処理することで
酸化酵素の働きを止めた「不発酵茶」です。
〜深蒸し煎茶(ふかむしせんちゃ)〜
生葉を熱処理し、葉の形状を整え水分をある程度まで
下げて保存に耐えられる状態にすることを荒茶製造といいます。
蒸して揉んで荒茶を製造するもっとも
一般的な製法で作られたお茶が「煎茶」です。
普通の煎茶よりも約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸して作ったのが
「深蒸し煎茶」または「深蒸し緑茶」と呼びます。
長時間蒸されることで、茶葉が細かくなりお茶を入れた際に
茶葉そのものが多く含まれるので
有効成分も摂取できる身体に良いお茶です。
〜玄米茶〜
水に浸して蒸した米を炒り、これに番茶や煎茶などを
ほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」です。
カフェインが少なく、お子さまやお年を召された方にもおすすめできます
〜ほうじ茶〜
煎茶・番茶・茎茶などをきつね色になるまで強火で炒って
香ばしさを引き出したお茶が「ほうじ茶」です。
この他に煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の
大きい葉や茎を混ぜ合わせ炒ったものも「ほうじ茶」も含まれます。
香ばしさとすっきりとした軽い味わいが楽しめるのが特徴です。
〜番茶(ばんちゃ)〜
番茶は「番外茶」からきているといわれ、大きく4種類に分類されます。
1.一番茶の手摘み、品質良好(専門的には「一番茶」)
2.三番茶を摘み取らずそのまま枝葉を伸ばしたものを秋に摘み取るもので、量 的にはもっとも多い(「秋冬番茶」)
3.仕上げ加工工程で大きく扁平な葉を切断せずに取り出し、製品化したもの(専門的には「頭(あたま)」)
4.昔から非主産地で地元消費を主として、特殊製法で造られたお茶(例として「京番茶」「阿波番茶」など)
*一説には、遅く摘み取ったお茶=「晩茶」から転じて番茶、あるいは番小屋で待機中に飲んだ安いお茶を番茶という説もあります。
参考画像:宇治茶畑
お店の転移情報
京茶屋miyakoは以前、花遊小路(かゆこうじ)にありましたが
木屋町(きやまち)に移転しました。
花遊小路商店街(かゆこうじしょうてんがい)は日本で一番短い商店街です。
京都の新京極を四条から上がって一筋目
東に延びる通りが花遊小路になります。
そこから、木屋町へ〜木屋町通り(きやまちとおり)は
京都市の南北の通りの一つです。
北は二条通りから南は七条通りまでの全長2.8キロメートルの道路になり
その通り沿いの二条・五条間の地域を
「木屋町(きやまち)」と通称しています。
〜木屋町(きやまち)の名前の由来は?〜
高瀬川(たかせかわ)沿いの木屋町という名前の由来は
江戸時代に材木商が多く軒を連ねていたことによります。
木屋町の御池〜三条〜四条間は、人気のある繁華街となっていますが
御池から少し北に入ったところにある
一之船入跡は往時の面影を残す観光スポットです。
参考画像:木屋町の高瀬川(春)
お店の詳細・メニューなど
京茶屋miyakoのコンセプトを読むと、一瞬「ドキッ!」とさせられます。
「あなたは本当のお茶を飲んだことがありますか?」えっ?となりますよね?
〜京茶園miyakoのメニューリスト〜
・茶園の宇治小倉かき氷¥600(夏季限定)
・無上ほうじ茶ラテ¥500
・特選玄米茶ラテ¥500
・極上抹茶ラテ¥500
・無上ほうじ茶フラッペ¥700
・特選玄米茶フラッペ¥700
・極上抹茶フラッペ¥700
・京番茶¥300
・ほうじ茶¥300
・玄米茶¥300
・かぶせ茶¥400
・玉露¥400 *すべて税込価格・2022年9月7日現在
〜他店舗〜
京茶園ーMIYAKO-として京都の中心地[四条河原町]にて
テイクアウトの日本茶専門店を運営しています。
〜カヌレ特集〜
- カヌレとは?フランスの伝統的な洋菓子です。
- カヌレ型と呼ばれる小さな型に入れて焼くのが特徴で、正式名称を・・
- 「カヌレ・ド・ボルドー」
- カヌレの味の特徴は表面はカリッと、中はしっとりとした甘さが特徴です
- 日替わりで種類が変わります。
- 人気はほうじ茶カヌレです。
- 他・玄米茶味:抹茶味カヌレ
- ドリンクご注文の場合は1個¥100でカヌレが頂けます。
- カヌレだけですと1個・¥250/3個・¥700
- 営業時間:11:00〜20:00
- 定休日:「不定休」ですので、公式SNSで要確認の上お越しください。
- 場所:京都市中京区の西木屋町で京都河原町駅から徒歩2分
- アクセス:電車(地下鉄+阪急電車)京都駅→河原町駅:約12分:¥360
- 電車(JR+京阪電車)京都駅→河原町駅:約15分:¥270
- バスですと混んでる場合は乗れない場合もあります。¥230
- 駐車場・駐輪場はありませんので、近隣のパーキングをご利用ください
京都カフェ
- 観光スポットが多い京都、魅力が多すぎて困りますよね?
- 観光巡りをすると、たくさん歩きますし疲れます。
- そこで京都ならではのおしゃれなカフェも
- たくさんあるのが、京都カフェです。
- 河原町駅から歩いて1分ほどのところにレトロな
- 雰囲気の「喫茶ソワレ」という京都カフェがあります。
- おすすめは、カラフルなゼリーが入ったドリンクです。
- その他、京都七条駅から歩いて3分ほどのところにある
- 京都カフェ「LITT UP KYOTO」(リップアップキョウト)は
- インスタ映えすると大人気!
- 紹介しきれないほど、たくさんの京都カフェがあります。
画像イメージ:京都カフェ
〜まとめ〜
京都は観光したい場所が多すぎて
ついハードスケジュールを組んでしまいますが・・
京都には古き良き純喫茶から〜
おしゃれなインスタ映えする
京都カフェなど人気の場所が豊富にあります。
今回はその中でも「京茶屋miyako」をご紹介しました。
是非・・本物のお茶を〜堪能しましょう〜
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