桜や紅葉の名所、嵐山。
京都市街の西に位置し、京都でも代表的な観光地となっています。
どの季節に訪れても感動があって、一度訪れても「また来たい！」と思わせてくれる場所です。
JR嵯峨嵐山駅を降りれば、歴史にふれる観光地が広がっていて、
渡月橋を渡ればもうワクワクする気持ちが抑えきれません。
見どころが多すぎて、旅のプランを立てるのに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
それも旅の楽しみの方のひとつですよね。
旅の楽しみと言えば、ランチ選びも重要です。
歩きまわって疲れているので、さらっと食べれて満足のいくものお蕎麦などはいかがでしょうか。
戸隠そばとは？
そもそも戸隠そばとはどのようなものでしょうか。
戸隠そばは日本三大そばのひとつといわれています。
長野県の戸隠そば、岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばの3つを指しています。
いずれもお蕎麦好きの方は、これらのそばの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
昔より戸隠は山岳信仰で栄えており、多くの修験者が集まってきていました。
その修験者らの携帯していた、
そばがきやそば餅のようなものが戸隠に入ってきたのが由来と考えられています。
最初から今のそばの形ではなかったのですね。
現在の戸隠そばは、ソバの甘皮を取らない蕎麦粉を使い
水をほとんど切らずにざるに盛って提供されるものとなっています。
その盛り付けは“ぼっち盛り”と呼ばれ独特の盛り付け方になります。
薬味には辛味のつよい大根が添えらているのが特徴で、
さっぱりとした食感が旅の疲れを癒してくれそうです。
戸隠では、各家庭にそば打ち職人がいると言われるぐらい、
生活に密着した家庭料理となっているようです。
そんな戸隠そばが嵐山でいただけるなんて嬉しいですね。
嵐山の魅力とは？
平家物語や源氏物語などの、古典にゆかりのある社寺の数々。
世界遺産に登録されている名刹“天龍寺”や、
歴代の天皇や皇族が住持された嵯峨御所と呼ばれる“大覚寺”など、
嵯峨嵐山には歴史的な寺院や神社などの名所が沢山あります。
観たい場所が多くて困ってしまうくらい観光名所が盛りだくさんなエリアですよね。
そんな嵐山でシンボルとなっているのが“渡月橋”です。
京都と言えば、といわれて真っ先に渡月橋の優美な姿を思い浮かべる人も多いと思います。
大昔よりずっとその場所にあったと思われがちな渡月橋ですが、
平安時代は現在より少し上流にあったとされています。
応人の乱での焼失や、幾度もの水害を経て、現在の位置に建設されたようです。
現在の渡月橋は嵐山の中心とされ、桂川の北側と南側を結ぶ橋となっています。
渡月橋の見どころは、橋の上からの嵐峡と川の流れの眺めです。
春夏秋冬を象徴する、桜や新緑、紅葉に雪景色。四季折々に移りゆく絶景は息をのみます。
それらの絶景を橋の上で楽しんだら、近くの観光スポットに出発です。
嵐山にある他のお蕎麦屋さん情報
嵐山 よしむら
こちらも渡月橋の近くのお店です。
多くの文化人が集った由緒ある邸宅となっています。
北大路魯山人もその一人で、入口の“撫松”と書かれた看板は彼の書となっています。
ロケーションが素晴らしく、1階はイス席、2階はテーブルとお座敷があり、
予約必須の2階の窓際のカウンター席からは、渡月橋と桂川の優美な景色を堪能できます。
住所：京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3
電話番号：075-863-5700
オフシーズン： 11：00～17：00
観光シーズン： 10：30～18：00
定休日：無休
手打ち蕎麦 芳汕
このお店も、渡月橋近くのお蕎麦やさんです。
渡月橋を南下した阪急嵐山駅に近い場所にあります。
店内はガラス張りのカウンター席もあって、そこからの眺めが素晴らしいです。
お一人様でも気軽に入店できる雰囲気になっています。
こちらのそばは信州八ケ岳産の石臼挽きとなっています。
住所：京都市西京区嵐山中尾下町27-4-1
電話番号：075-872-6877
営業時間：11：00～20：00
定休日：不定休
戸隠のお店情報
手打ち蕎麦 戸隠
渡月橋近くのこのお店は、手前にテーブル席があります。
またその奥には、入り口からは想像もつかない程の奥行がある建物となっており、
静かで落ち着いた雰囲気となっています。
美しい中庭もあるので、京都らしさが堪能できます。
お蕎麦が美味しいのはもちろんの事、天ぷら定食の天ぷらも、評判が良いです。
京都らしく、にしんそばもメニューにあります。
住所：京都府京都市右京区嵯峨中之島町
電話：075-871-6842
営業時間： 11：00～お蕎麦が無くなり次第終了
定休日：不定休
嵐山周辺は、歴史を肌で感じられる場所です。
日本人が古来より親しんできた食文化に舌鼓をうち、名所を探索するというのも良いでしょう。
そんな嵐山ですが、人気観光スポット故に観光シーズンは混雑してしまいます。
シーズン中の土日祝は交通規制が敷かれ、駐車場も停められなくなるので、
道路も大渋滞となってしまいます。
折角の観光プランも、慌ただしいものになってしまったら残念な思いをしてしまいます。
観光シーズン中に嵐山に移動するなら、少し離れたところに駐車して、
電車で移動する事をおすすめします。
車窓から見える京都の景色を楽しむのも、旅行の醍醐味となるはずです。
きっと効率よく観光できる事でしょう。
心もお腹も満たして、嵐山散策を思う存分楽しんでください。
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